マルチリンガル医師のよもやま話

マルチリンガル医師の世界観で世の中の出来事を綴ります

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医療ネタ

現役医師から見える医療の世界、医療問題などを解説します。

コロナは体内に長期残存

コロナ禍に入って4年以上経ち、”後遺症” (PASC) に関しても少しずつですが、知見が集まってきました。 感染者の約10%が後遺症に悩んでいます。 そういった人たちの血中ではコルチゾールというストレスに対抗するホルモンが減少していたり、体内に潜むヘルペ…

【解説】韓国医師ストライキ問題

お隣の国、韓国で医師のストライキ問題が連日報道されており、コロナ以上の医療崩壊になりつつあります。 今回はこの問題を学んでいきましょう。

シベリアに眠るゾンビウイルス

ここ最近、欧米メディアで”ゾンビウイルス”に関する記事をよく見るようになりました。 この問題は昔から指摘されていた話ですが、新型コロナのような世界的なパンデミックにより、注目度が上がっています。 それではthe Guardianの記事から眞学んでいきまし…

日本のヒートショック、実は

冬季が一番死者が多いことは以前から知られています。 もちろん、気温低下・乾燥によりインフルエンザなどの呼吸器感染症が流行することも一因です。 それと、もう一つ重要なのは、冬の心臓関連の死亡です。 今回は日本のヒートショックについて学びましょう…

『中国よ、危険ウイルス実験やめろ』

中国からのコロナの研究内容が波紋を呼んでいます。詳しく見ていきましょう。

不穏:コロナ肺炎再来の兆し

年末年始に連休で帰省や集まりがあるのは、日本も欧米も同じです。 そしてその時期が冬という寒く、乾燥するという”かぜ”を引きやすいシーズンだというのも共通です。 今回はアメリカの現在のコロナの報道から学んでいきましょう。

【サク読み】祈りとコロナの関係

コロナ禍など大きな災害が起きると、人々は不安に駆られます。 その中で、何を信じるか・・・それは人それぞれ違うものです。 ”計画されたパンデミック”とか”ワクチンにマイクロチップ”とかいう頭おかしい陰謀論はさておき、今回のテーマは”祈り”です。

『小児の謎の肺炎』世界で拡大

11月の記事で中国でマイコプラズマ肺炎(←中国の発表)などが急増して小児科がヒーハーなってるよって話をご紹介しました。 どうやら他の国でも”小児の謎の肺炎”が急増し始めているようです。 現状確認しておきましょう。

【サク読み】中国でマイコプラズマ急拡大

異常気象により11月でも夏日を記録したり、この時期でも食中毒のニュースが出るという変な時代ですが・・・ 『中国で○○が流行』というニュースは、だいたい日本より先に韓国で報じられます。 地理的に日本よりも中国に近く位置し、PM2.5を食らっていることも…

【サク読み】昼に光を浴びましょう

夜寝るときは電気を消して暗くする方が”良質な睡眠”を得られるというのはよく聞く話です。それだけでなく、精神疾患との関連もわかったようです。

携帯電話で脳腫瘍できる?!

昔から携帯電話の電磁波の影響で脳腫瘍ができるなんて話がよくされていました。 今回、この辺、確認していきましょう♪

『男女産み分けは80%可能』( ゚Д゚;)

知り合いの50代半ばのDr.で、娘さんが3人いる人がいまして、3人目ができるときに『男の子が欲しい』と言うことで、ありとあらゆる産婦人科で相談したり、サプリ飲んだり、最終的にはちょっと怪しい中華占い師のところへ行ったりしたけど、『結局あかんかった…

【サク読み】高齢化社会だけど認知症減少

日本と言えば、少子高齢化の問題があるのは誰もが知っています。 裏を返せば、医療レベルが向上しているという事実が大きいです。寿命が延びても、体は間違いなく老いていきます。血管も、そして脳も・・・ というわけで、今回は最近の認知症の状況について…

米NBC『反ワクに狂わされた人生』

今回はコロナ禍以前の内容ですが、反ワクに人生を狂わされた女性をNBCが記事((https://www.nbcnews.com/news/us-news/desiree-jennings-flu-shot-anti-vaccine-media-rcna97724?s=09))にしているので紹介いたします。

【サク読み】簡単ながんリスク軽減法

若年性の癌がここ30年間で急増していることが知られています。少しでもリスクを下げるいい方法は・・・?

中国「オミクロンの真実教えたる」

中国は2022年12月までゼロコロナ政策として、感染者が出れば建物ごと閉じ込めて一歩も外に出れないようにしたり、都市封鎖をして感染拡大を抑えてきました。 しかし、コロナ禍が長くなり、他国との状況に差に国民が愕然とし、その不満を取り除くために一気に…

【サク読み】中国でペスト発生!

中国のモンゴル自治区内でペストが発生したことが報じられています。 ペストは昔、”黒死病”とよばれ恐れられてきたものです。 このニュースをどう考えればよいのでしょうか??

【サク読み】『女性は感情的』?

昔から一般的に『女性は感情的』と言われます。 経験上、そのように感じる人も多いと思います。よく『男脳』と『女脳』などで説明されることもありますね。 今回はこの辺を少し学んでいきましょう~

オミ株『実は弱毒化してません』

オミクロン株になって以降、肺炎を起こすことが減り、主に上気道炎症状が中心となっていることは、患者さんを診ていてもそう感じます。 それで、オミクロン株は『弱毒化した』と言われていますが、当初から「弱毒化したように見えているだけ」という見解があ…

【サク読み】炭水化物は摂るべき?

ご飯やパスタなどの炭水化物を抜くダイエットは、多くの人に認知されております。しかし、このダイエット法についてはかねてより『危険視』する声が多かったのです。 今回は、最新の研究結果とともに、低・炭水化物食について考えてみましょう。

【サク読み】後遺症は肺がん以上

新型コロナ感染時の症状は人それぞれで、本当に軽い風邪症状で終わる人もいれば、5日間40℃近い高熱で苦しい思いをする人もいます。ある意味ルーレット。 一部の人は、完全には回復せず、いわゆる”後遺症”に悩まされることになります。今回はコロナ後遺症につ…

ファクターXついに解明?!

「日本人はコロナにかかりにくい」とか「重症化しにくい」という言説があり、日本人には何かしらの”ファクターX”があるからだと考えられてきました。 文化の違いか、遺伝子の違いか、はたまたBCG接種か。 ちなみにBCGはどうやら関係なさそうです。 今回は、…

【サク読み】結局、BCGはコロナに効くの?

コロナ禍が始まったころ、日本のようにBCG接種をしている国ではコロナ被害が少なく、接種していない国では被害が多いということがいわれ、BCGが結核だけでなく、新型コロナに対しても防御するのでは?という可能性が言われていました。 今回はこの辺、NEJMで…

『中国、6月にコロナ再拡大』

昨年末、急な『ゼロコロナ政策撤廃』から一気にコロナ感染が広がり、一時は火葬場への行列などが報じられていた中国ですが、最近中国の専門家らが『6月再拡大』の警告を出しました。 今回は中国の、”再感染”問題についてみていきましょう。

麻疹について学びなおそう

新型コロナ感染症が5類感染症に変更となり、少しずつ前の生活に戻りつつある中、何やら騒がしいのが同じく5類の『はしか』ですね。 今回はこのはしか(麻疹)について復習しておきましょう。

米 ”コウモリウイルス研究費”再開

ウイルス研究は非常に重要で、ワクチンや治療薬の開発に重要な情報を提供します。 ウイルスの研究には、安全設備の投資なども含め莫大なお金が必要となり、国からの助成金や企業からの資金提供により行えます。 新型コロナの国家非常事態宣言を終えたアメリ…

LGBTQの話題、最近よく聞くワケ

ここ最近、しょっちゅう話題に上がってくるLGBTQ。 世界的な流れで、マイノリティーへの人権保障をというのが一般的な解釈です。 なぜ近年ここまで騒がれるようになったのでしょうか? 今回は、その裏側を覗いていきましょう♪

アメリカもやっと『コロナ禍終了』?

5月8日より、日本では新型コロナ感染症はインフルエンザと同じ5類感染症になります。 もちろん、これでウイルスの性質が変わるわけではありませんが、とりあえず社会としてのコロナ禍は一区切り終わったと言えますね。 よく、日本だけマスクしてて『取り残さ…

【サク読み】夢を操れるとどうなる?

夢の中で、「これは夢だ」と理解し、自分の思うままに夢を操れる・・・ これは明晰夢と呼ばれます。コロナ禍で注目を浴びるようになったらしく、近年、明晰夢にチャレンジする人が増えていると。 今回はこの明晰夢に関する記事((https://www.bbc.com/future/…

感染後の後遺症は長期に及ぶか

新型コロナウイルス感染症が世界に広まって3年以上過ぎ、ワクチン接種の普及、オミクロン株の出現、そして世界的に既感染者が非常に多くなり、『大きな脅威は去った』というのが現在の空気です。 しかし、知れば知るほど、”かからない方がいいウイルス”であ…