マルチリンガル医師のよもやま話

マルチリンガル医師の世界観で世の中の出来事を綴ります

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医療ネタ

ゼロコロナ終了とその余波

カタールでのサッカーワールドカップの中継をみて、ノーマスク、密集で盛り上がる慣習を目の当たりにした中国の国民は、ゼロコロナ政策に不満を覚えました。 『カタールと中国は別の惑星か?』 ゼロコロナ政策に反対するデモが広がり、やむを得ず中国政府は…

米『頼むからマスクしてくれ』

今年の初期に脱・コロナ禍の先陣を切ったのはイギリスなどの欧州と、アメリカでした。理由は簡単、国民の暴発を避けるためです。 長く続くコロナ禍とその規制で、国民たちは苛立ち、元々『マスク=病人』の文化の中では自発的にマスクをつける人は少数派にな…

コロナ禍の社会の変化① -梅毒-

梅毒と言えば、『昔の病気』というイメージがあるかもしれませんが、近年増加しています。特にコロナ禍以降急増していることが伝えられています。 今回は、コロナ禍が生み出した社会の変化と梅毒の増加について学びましょう。

オミクロン登場から1年!を解説

オミクロン株の発見から早くも1年が経過しました。 今回はWHOの直近のレポート『オミクロン株登場から1年』を見ていきながら解説していきます。

コロナ感じないW杯の理由とは?

先日、日本がドイツに逆転勝ちということで盛り上がってますね。ま、にわかファンの私としましても次のゲームが楽しみです。 さて、このワールドカップでカタールではコロナ禍は終わっていると感じる日本人は多いと思います。 今回はこれについて見ていきま…

【講演内容】受験シーズンの感染対策

先週、高校3年生対象の講演会をさせていただきました。 その中で、受験生が気にしている入試期間前後の体調の管理やストレスについての話をしたのですが、誰かの役に立つかもと思い、その一部の『感染症』の話を少しここにまとめようと思います。

政治観と超過死亡の悲劇

アメリカの政治観というのは日本人の想像を絶するくらい差が激しいのです。今回はその政治観による悲劇について学んでみましょう。

なかなか眠れないときは4-7-8

大人になってからはお酒があるのであまり眠れなくて困ることはないのですが(笑) ま、たまに、いろいろ考えたりして、なかなか寝付けないことはだれしもありますね。 昔は、「羊が1匹、羊が2匹・・・」というのが有名でした。 今回は呼吸法に着目した寝つ…

「マスクは日本人だけ」→ドイツ人『はっ?』

オミクロン株以降、致死率が低下したこと、また2年以上続くコロナ禍で各国の経済状況が悪化していることなどから、英国をはじめとし、欧米の国々はマスクやソーシャルディスタンスの撤廃、さらには検査も減らしていきました。 慎重な人が多い日本では、今で…

コロナを強制終了した英国の現在

今年の2月、世界に先駆けてコロナ禍を強制終了したイギリス。 あれから早くも8か月となります。日本も遅ればせながら徐々に緩和していってます。 さて、積極的なカウントをやめ、規制をなくし、コロナを見えなくしたイギリスの現状について学びましょう。

インスタント麺やお菓子が大好きなあなた

家族と暮らしていると、ご飯を作ってくれる人がいたり、もちろん作る側の人もいたりで、いわゆる”手料理”を食べる機会が多いですが、独り暮らしなどで忙しい人の味方といえば、インスタント麺などですね。 疲れた日、時間がないときにさっと食べれて、味も安…

『ロシアと戦争』を国民投票!

今年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻から早半年が過ぎました。この戦争は一向に終わる気配がありません。 ここにきて、第3の国がロシアとの戦争について国民投票を行うというニュースが出てきました。 今回はこれについて学んでみましょう。

世界は『共生』、それでも『封城』

世界的に新型コロナとの共生、いわゆる "with コロナ"の流れになっており、日本でもついに感染者の自宅療養期間の短縮が決定しました。 さて、そんな中、今もゼロコロナを継続する中国では、また複数の都市で”封城”(中国語でロックダウン)が行われています…

【サク読み】アルゼンチンで謎の肺炎出現

アルゼンチンで9人が謎の肺炎にかかり、3人が死亡したという情報が入っています。 新型コロナ以降、原因不明の肺炎や肝炎などのニュースを目にする機会が増えています。それだけ世界中が敏感になっています。 今回はアルゼンチンの謎の肺炎を少し詳しく見て…

日本の近未来?米・コロナの禍根

「アメリカでは誰もマスクをしていない」「コロナを気にしてるのは日本だけ」 残念ながら、こういう主張は、自分の主義主張に合う理由を探して、アメリカの都合のいい部分だけを強調しているだけです。 今回は、アメリカの現在の状況を少し覗いてみて、日本…

男性が短命なのは運命だった

日本人の平均寿命は令和3年で、男性が81.47歳、女性で87.57歳でした。 男女差は昔から見られ、日本では6年ほど女性が長生きです。男性の方が、暴飲暴食・喫煙などワイルドな生き方をする人が多いから?なんでしょうか。 今回は最新の研究でわかった事実をの…

ワクチン接種後の脳出血について

新型コロナウイルス感染症のワクチンは世界中で既に50億人以上の人が1回以上接種しています。膨大なデータが蓄積してきており、同時に安全性についても調査が進められています。 最新のデータを元にこの問題について考えていきたいと思います。

これからコロナ感染者が減る理由

世界的には『コロナと共存』へ向かっており、ある程度の死者数は受け入れて社会を回す方向で進んでいます。 今回は、日本の状況を客観的に見て、どういう方向に進んでいるのか見ていきましょう。

『サル痘は主にゲイ間で感染』なぜ言わない?

日本国内でもサル痘患者が出てきたことで、報道の頻度が増えています。 以前、サル痘について記事にしましたが、基本的にはゲイ同士の間で広がっています。 もちろん、マイノリティーへの配慮は必要ですが、どのような人がハイリスクなのかを知らせることは…

ケンタウロスは日本では広がらない?

第7波に入って、ものすごい勢いで感染拡大が続いています。 メインはBA.5によるものですが、ここ最近日本でも見つかった新たな変異”ケンタウロス”について今回は学んでいきましょう。

第7波でも1万人以上の死者

日本での新型コロナの新規陽性者数が前週比2倍という絶賛急増中であります。 メディアでは、オミクロン株以降、手のひらを返したように楽観的な報道が目立ちますが。 今回は、BA.5の報道のさらに一歩先について、データを見ながら学んでみましょう。

【サク読み】コロナ2022年終息説

急速な感染状況の悪化に「またか」というのが正直なところ。 実際、この冬のオミクロン株が広がった時は、『弱毒』『ただの風邪』という雰囲気が相当ありました。実際は、第6波だけで3ヶ月の間に1万人以上の死者を出しました。 さて、今回のBA.5はBA.1やBA.2…

『コロナ公表』の裏に大きな問題?

2022年の5月になって”初めて”コロナ感染者が発生したと公表した北朝鮮ですが、収束どころか、”終息”間近のようです。 ま、もちろん、発表のすべてが『事実』ならばですが・・・ 今回はその続報です。

『アニサキス急増』の実態

最近、有名人が痛い目に遭ったことでよくTVで登場するアニサキスですが、いままで存在を知らなかった人も多いのではないでしょうか。 最近の報道を見ると、コロナ禍にアニサキスが急増しているように思えますが、実態はどうでしょうか?

BA.4 と BA. 5 の意味するものとは

昨年末にオミクロン株の流行が始まり、日本でも遅れて入ってきました。 その後、マイナーチェンジしたBA.2というものが見つかりました。2~3月の寒い間は日本でも暴れましたが、それ以降はわりと静かになりました。 しかし、世界では現在BA.4, や BA.5が大き…

『コロナ対策、日本は超優等生』

日本という国は、本当に不思議で、世界に誇れる部分が多々あるのに、メディアをはじめとして自虐が大好きなことです。 世界的に見て日本のコロナ対策は非常に優れていますが、それでも小さなマイナスの部分に目をつけてギャーギャー騒ぐ。 今回は、日本のコ…

WHO『情報提供もらえずわかりません』

新型コロナウイルス感染症が武漢で確認されて早2年半が過ぎました。(ま、実際はもう少し前から流行していた可能性が高いですが) 新規感染症と言うのは今まではヒトには感染しなかったウイルスが突然変異してヒトに感染するようになったものです。これから…

【サク読み】シンガポールでデング熱緊急事態

シンガポールでデング熱が!!というニュースを見た方もおられるでしょう。 今回はこの件について学んでいきましょう。

”愛の不死薬” ついに接種開始

自称:世界唯一のコロナフリーの国であった、北朝鮮は急遽大量な『発熱者』を出し、ついに世界の仲間入りをしました。 早期から国境封鎖し、コロナがない国であったので、ワクチンも必要ないとしてきました。ところが、状況は変わったようです。

【サク読み】サル痘感染症報道の謎

ここ最近メディアでよく耳にする『サル痘』という感染症。 たしかに新たな感染症が広がるのは気持ちのいいモノではありませんが、今回はこのサル痘に関して報道を見ながら学んでいきましょう。