マルチリンガル医師のよもやま話

マルチリンガル医師の世界観で世の中の出来事を綴ります

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2025-01-01から1年間の記事一覧

太ったのはあなたのせいではない

ダイエットをしてもなかなか痩せない・・・ 忙しい日が続くとついつい食べ過ぎて・・・ 多くの現代人を悩ませてきた”肥満”、あなたが怠惰なせいではないかもしれません。 一緒に学んでいきましょ~

日本のキャッシュレスは進んだか

コロナ禍では、「日本は今もFAXでやり取りしてるのか!」とか「印鑑押すために出社ってwww」などと世界からIT後進国として笑われました。 訪日外国人、いわゆるインバウンドが増える中、「日本ではカードが使えない店が多い」などと言った不満の声をよく耳に…

米『若年で急増する”希少がん”』

日本人で多いがんといえば、肺がん、大腸がん、胃がん、乳がんが挙げられます。 皆さんの周りもこれらのがんを患っていた(or 患っている)人はいると思います。 一方で、稀ながんもあります。脳腫瘍や小腸がん、皮膚がんなどたくさんあります。 今回はそん…

アノ薬が癌の進行を抑える

がん患者が増えていることは、何度もご紹介しています。 感染症、大気汚染、生活習慣、超加工食品の摂取などによる体内での「慢性炎症」ががんを引き起こすと考えられ、我々人類は便利さと引き換えにそれらのリスクを取っていることとなります。 さて、今回…

『脂質が悪いって言いたまえ』

過肥満が心血管系に良くないことは、誰もが知る事実です。 その肥満の原因はカロリー過多です。脂質の取りすぎ、糖質の取りすぎなど。 しかし、長らくの間、「脂質」だけが心血管系疾患の原因として悪者扱いされてきました。 今回はこの裏側を学びましょう〜

過剰なCT検査でがんになる?

健康を意識する人が多い現代、人間ドックなどで全身のがん検索などを行う人も増えています。 医療・科学技術の発展で、誰もが検査を受けやすい時代になったのは喜ばしいことであります。 今回は、「検査過剰」について気をつけなければならないというお話*1…

所得倍増計画を学びなおそう

インフレが続くなか、日本人の給与は上がっていないっていう話はそこら中で言われています。 国民の”所得”を増やすには、自然の流れに任しておくだけでは難しく、政策が重要となります。 今回は、日本を経済大国へと導いた1960年頃の”所得倍増計画”を振り返…

コロナ感染でがん治療?

コロナ感染症は5類化に伴い、一般の人には「見えない」ようになりましたが、今も流行期を繰り返しております。 ところで、感染症を起こすと体内では免疫反応が起こり異物排除の力が増します。このことから、もしかして感染中は免疫が高まってるからがんを抑…

『お弁当、温めますか?』

「お弁当、温めますか?」 「はい、僕のハートも温めてください」(妄想乙) コンビニでお弁当を買うと、必ず聞かれるこのフレーズ。日本の”おもてなし”の心ですな~~ と呑気なことを言ってられないかもしれません(; ・`д・´) 今回は、「お弁当温めますか」の…

法輪功について学ぼう

コロナ前の話ですが、上海行きの飛行機に乗った時、機内のモニターでは気功の映像が流れてくると、中国人の搭乗客らの一部はそれに合わせて手を伸ばしたり、深呼吸などをしているのを見ました。 気功は中国の文化に根付いているんだなぁ~と感じた一幕でした…

昔、認知症はなかった

高齢化社会では様々な病気が増えます。 その中でも、認知症は特にその象徴的なものとされます。 研究によると、「認知症は大昔はほとんどなかった」ようです。今回はこの辺、学んでいきましょう。

『40歳の壁』体に変化・・・

よく「40歳の壁」という言葉を耳にします。 40過ぎてから疲れやすくなったとか、病気がちになったとか、やる気が無くなったとか・・・ 今回はこの辺、体の変化について*1学んでいきましょう。 人体の複雑な構造 40代半ばと60代前半 健康への影響 さいごに 人…

転移しても治せる未来へ・・・

がんは”不治の病”と昔は言われていました。 昔は早期発見が難しく、進行がんで見つかることが多かったのも一因です。 医療機器の進化、検診の普及で早期で見つかるがんが増えたこと、日進月歩で抗がん剤が進化し、がんと戦えるようにはなってきました。 『が…

自閉症急増の原因・・・

「発達障害が増えた」という話をよく聞きます。 遺伝因子、ストレスやTV・スマホなどの環境因子などが原因とされます。 時代とともに周りが敏感になり、「もしかしてうちの子」で受診して診断がつくからです。 昔は「ちょっと変わった子」くらいの扱いだった…

米:小児がん増加の原因は・・・

若年でのがん患者は稀ではありますが、ここ30年程で急に増えていることは何度もご紹介しています。 今回はさらにイヤな話題ですが、アメリカで『小児がんが増えている』という話について学んでいきましょう。

検察『ムン・ジェイン。次はお前だ』

波乱が続く韓国政界。 尹大統領(ユンユン)の弾劾審判は4月4日に行われます。ここで、8人のうち6人の裁判官が『賛成』すれば弾劾、そうならなければ復職になります。 ユンユンの進退も気がかりな中、政敵側にもいろいろ動きがあります。 今回はその辺、解説…

がん保険と郵政民営化

前回はがん保険は本当に不要か?について学びました。 会社員、公務員、個人事業主、独身・・・色々みんな状況が違うので、それぞれに合わせて考えるべきです。 ▼がん保険は不要なのか?▼ www.multilingual-doctor.com さて、今回は『がん保険』の裏側ものぞ…

『がん保険なんて不要』ほんま?

みなさんはがん保険に入っていますか? 今回から2回に分けてがん保険について学んでいきたいと思います~♪ まず、”がん保険は入るべきか”について考えてみましょう~

トランプ大統領とウクライナの関係

ロシアによるウクライナ侵攻が始まってアメリカを中心に世界中がウクライナ支援に乗り出しました。 しかし、今回のトランプ政権はそれに逆行する動きを見せました。 もちろんアメリカのお金を見返りのない外国に使いたくないし、中国との”覇権争い”に集中し…

ゼレンスキー大統領の正体

大国アメリカに引けを取らず、上手とは言えないけど通訳なしで英語で自国の主張をしたゼレンスキー大統領(47)。 通常、母国語が英語でなければ、語学力による誤解などが生じてはいけないので通訳を挟みます。 通訳を挟むことで、時間を置けるので感情的に…

ヴィーガンが増えてる理由

円安もあり、訪日韓国客が増える中、宗教上の理由で特定の肉が食べられない人向けのメニューを提供したり、ヴィーガン向けの食事を提供する店がどんどん増えています。 多様化の時代であり、こうしたことは想定の範囲内なのですが、今回はそもそもなぜヴィー…

抗がん剤投与量を減らすと・・・

がん治療は、手術・放射線・化学療法(抗がん剤)が3つの柱になります。 その中で、抗がん剤はどんどんと新しい薬が出てくる時代となっており、昔のイメージのような「髪の毛が全部抜け」て、「おえおえ吐いて」というのも少し古いものとなってきました。 …

【サク読み】何時間睡眠ですか??

周りに睡眠時間短い人いませんか? 僕は、6時間は絶対寝るようにしておりますが、中にはいつも3−4時間しか寝ない人もいます。 そのくらいでは、疲れが取れなくて、体に悪そうってイメージですな。 今回は睡眠不足の悪影響を見ていきましょう♪

ビタミンDのチカラ

コロナ禍で、免疫アップを目的に注目を集めたビタミンDですが、サプリで摂取してきっちり日光浴をするというアメリカ人を何度か目にしました。 今回は、そんなビタミンDについて最新情報つきでさらに学んでいきましょう♪

【解説】韓国の検察と公捜処

前回、韓国次期大統領有力候補がなぜ疑惑まみれの嘘つきなのに支持されているのかについてまとめました。 尹大統領逮捕のときに、検察だの公捜処だの大統領を守った警護庁など、色々な組織が出てきて混乱した方も多いと思います。 今回はこの辺掘り下げてい…

なぜ李在明が有力候補なのか?

韓国では、尹大統領が逮捕され、内乱罪には捜査権を持たないはずの高位公職者犯罪捜査処がしゃしゃり出て、似非"法治国家"であることを世界に示しております。 このように法律があっても、世の流れや国民の雰囲気で自由に法を変える韓国の法は国民情緒法と揶…

トップバリュはなぜ安いのか

物価が上がり続ける日々で、人々は少しでも安いものを求めるのは当然のことです。 今回は、そんな中で”お求めやすい価格”のイオンのTOPVALUについて少し学んでいきましょう。

危険ウイルスのサンプル行方不明

中国では年末にヒトメタニューモウイルス感染症の爆発が報じられており、隣のインドなどでも広がり始めております。思い返せば、さらに1年前は中国で薬剤耐性のマイコプラズマ肺炎が感染爆発し、遅れて日本も大流行がありましたね。うーーーむ。 さて、今回…

【衝撃】もはや逃げられない現代人

過去に何度か当ブログでも扱った『若年性大腸癌』について衝撃な新事実が分かったようなので、今回はそれを学んでいきましょう。

初潮が早まっている理由

世の中はどんどん便利になっていきますが、人間の身体はそれほど早く進化しません。 だからこそ飽食の時代にも、いつ食事にありつけるかわからない太古の人類と同じように、摂取したカロリーを効率よく脂肪として貯蔵して飢餓に備えるという機能が現代人を悩…