マルチリンガル医師のよもやま話

マルチリンガル医師の世界観で世の中の出来事を綴ります

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医療ネタ

イスラエルの”ワクチンパスポート”

先日、イスラエルのワクチン接種率や追加接種に関する記事を書きました。なぜイスラエルは、ワクチンモデル国となったのか、なぜ『接種率が高い』という勘違いが起こるのか等。 その中で、ワクチンパスポートに関するご質問をいただいたので、今回はそれにつ…

コロナ禍で陰謀論と反ワクチンの正体

陰謀論と言うのは昔からあって、NASAの月面着陸は捏造だとか、イルミナティー(秘密結社)が世界を陰で動かしている、とかいうものは有名ですね。 こういった話はエンターテイメントとしては面白いもので、日本では『都市伝説』というカジュアルな名前で人気…

イスラエルとワクチンの裏側に迫る

最近知ったのですが、イスラエルの首都はエルサレムではなくテルアビブだそうです。 さて、日本人にとってはさほどなじみのないこの国はコロナ禍でワクチンモデル国として注目を浴びました。

【速報】オミクロン”そうさいせん” 始まる

オミクロン株の登場から2ヶ月以上が経ちます。 日本でも多数の都道府県で蔓延防止等重点措置(まん防)が出され、警戒を強めている中、世界ではピークを過ぎた国があったり、ワクチンの代わりにミサイル射つ国があったり・・・ 今回のテーマはオミクロン"そ…

コロナの『出口』は見え始めた・・・

オミクロン株の影響で、日本国内でもものすごい勢いで感染が拡大しています。ここ最近、欧米ではコロナ禍の『出口』についての議論が出てくるようになっています。

オミクロン株と日米地位協定

年を明けてから感染拡大となり、「またかよ」の空気になりました。 今回は、最初にコロナの現況と、在日米軍の地位協定と2つ見ていきましょう。

英国下院で『コロナ起源』証言

みなさまあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。 新型コロナウイルスがWHOに初めて報告されてから2年がもう経ちました。何事もそうなのですが、事件・事故が起きたときに一番重要なのは、原因究明と再発防止です。 原因究明は当…

年末の学び ~コロナ 世界の現況~

今年も残すところあと数日。 コロナの落ち着いていた日本でも微増フェイズに入っています。 今年最後に、世界の現在の状況を見てみましょう~

ノババックスワクチンの重要な役割

ノババックスのコロナチンがEUで承認されました。日本でも承認はもうすぐでしょう。 今回は、これについて見ていきましょう。

濡れ衣を着せられた牡蠣

幸い日本の新型コロナ感染症の流行状況は引き続き低い水準で保てています。 発熱やかぜ症状を起こすのはコロナだけではありません。周りにも発熱した人はいるんじゃないでしょうか? 去年は流行しなかった病気がいま流行っています。

風邪にまつわる迷信のウソ・ホント

今週から一段と冷え込む日本列島、いかがお過ごしでしょうか。 寒くなってくると増えるのが『風邪』ですが、今回はこれにまつわる迷信についてお話したいと思います。

オミクロン株は"かぜ"レベルなのか?

通常、新たな感染症は最初たくさんの人を殺しますが、ウイルスは死者の体内では増殖できないし、死者が飛沫を飛ばすことがないので、このような致死率の高いウイルスは長期には存在しません。 自然の摂理で、感染した人を殺さずどんどん感染させるウイルス、…

外国人の高額医療費問題の裏側

”失われた30年”とも言われる日本の経済。経済成長なし、賃金上昇なし、なのに海外では物価が上がっているので輸入原材料などの値上げで日本の物価も上がる。 しかし、日本にも他国に誇れることはあります。国民皆保険という素晴らしいシステムがあるおかげで…

南アフリカ発 新変異株:オミクロン

ここ最近の日本は、コロナ前の世界にタイムスリップしたような、束の間の平和が訪れていました。(ま、経済の話は抜きで・・・) ところが、またまた何やらきな臭い話が聞こえてきました。南アフリカで見つかったオミクロン株です。 まだ、多くはわかってい…

コレステロールと中性脂肪のおはなし

食欲の秋は太りやすいので注意しましょう~ってな記事を以前書いたのですが、その後、『健康診断で脂質代謝異常って言われた』と相談を受けました。 ってなわけで、コレステロールや中性脂肪ってよく耳にしますが、今回はこれらについて教養を深めましょう♪

この冬は第6波は来ないかも??!

世界の状況を見ながら日本の第6波について考えてみましょう。

インフルエンザ消滅のウワサ★

昨年は全く流行のなかったインフルエンザですが、今年は『その反動で大流行』とか、『今年も流行らない』などいろいろな意見があるようですが、少なくともいまのところ全く流行していません。 実は去年くらいからある”ウワサ”があったのですが、それが論文化…

赤ちゃんの記憶はどこに行ったのか?

小さい頃の記憶って何歳くらいの頃からありますか?僕は4歳以降しか思い出せません。これは一般に幼児期健忘と呼ばれます。 今回はこれについて少し学んでみましょう。

花粉とコロナの不思議な関係

今回はコロナと花粉に関する論文を覗いてみましょう。

【サク読み】ドーパミンとギャンブル依存

ホルモンやら神経伝達物質は知れば面白いものが多いです。今回お話しするのは報酬系と呼ばれる神経回路についてです。 また、報酬系の間違えた使い方により起こる疾患についても学んでいきましょう。

【サク読み】食欲の秋は太りやすい!

食欲の秋という言葉がありますね。 もちろん、秋は実りの季節で、栗や芋や果実もたくさん旬なものがあります。また、日照時間が短くなることで、セロトニンとよばれる私たちの精神を安定させる神経伝達物質の分泌量が減り、食欲が増強することもわかっていま…

シンガポールで感染爆発!から学ぶ

シンガポールはワクチン接種完了率84%で、現在感染者が爆発しているという報道を見かけますね。 今回はこのニュースを深堀りしてみましょう。 日本のちょっと先が見えるかもしれません。

インフルエンザとワクチンの教養

インフルエンザワクチン不足!なんてニュースを見かけますね。 コロナワクチン大量生産で材料が足りないのが原因です。さて、今回はインフルエンザワクチンについて少し詳しくなってみましょう♪

日本の”収束” -- 海外の反応は?

日本にいると、目にするニュースの大部分は日本の事柄です。ま、当たり前ですが。 ときどき、さらに広い視野で物事をつかむためには海外からどう見られているかなども非常に参考になるものです。 今回は、日本の第5波の収束がどのように見られているのか探っ…

【驚愕】イベルメクチン問題の闇

去年はコロナに「アビガンを使え!」と自称専門家たちがワーワーと言っていましたが、今年はイベルメクチンでしたね。笑 以前も記事にしましたがイベルメクチンは大規模なメタアナリシスで効果があるとは言えないとなっています。 医学は科学であり、エビデ…

2019年夏既に流行 & 次のパンデミックは・・

with コロナ への道を進めようとしている日本では『最恐』とされたデルタ株による第5波を乗り越えたようです。正確な理由はわかりませんが、ワクチンが進みながらもしっかり感染対策を続けていることなのでしょう。 コロナ起源についてはまだ不明点が多いで…

日本の第5波はなぜ収束したのか?

世界中で対応に苦慮しているデルタ株感染が日本で急減し収束している正確な理由はまだわかっていないのです。

2022年 コロナ終息?その後は?

終わりの見えないコロナ禍において、ここ最近気になる報道が目につきます。『コロナ2022年終息』説や『デルタ株が最後の変異』説といった明るい話題です。 ちなみにこれは、ネット上で誰かが適当に言ったことではないんです。 今回はこれらの説の真意を見て…

TKGができるのは日本だけ!の理由

男性は大人になっても好きな食べ物の好みが変わらないというのは有名なお話で、大人になっても好きな食べ物ランキングではカレーやハンバーグが上位を占めます。 ちなみに僕の場合はカレーライスと卵かけご飯が首位争いをしています。笑 今回のテーマは卵か…

若年・健康なら2回接種で十分だ

日本はいつもスタートダッシュが弱いですが、慣れてきてからの安定の加速は素晴らしいです。コロナワクチンの完了者(=『フルチン』)が全国民の50%を超えました。最近よく耳にする、抗体価低下やブースターショット。この辺、スーパーわかりやすく書いてい…