みなさまあけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
新型コロナウイルスがWHOに初めて報告されてから2年がもう経ちました。何事もそうなのですが、事件・事故が起きたときに一番重要なのは、原因究明と再発防止です。
原因究明は当事者の協力が不可欠ですがどうも中国はそんな気はなさそうですね。
さて、今年最初の記事は、2021年に記事にしようとしながらタイミングを逸したものをお伝えします。
2021年とある学会
例えば、我々医師は自分の専門分野に関連するいくつかの学会に所属して、定期集会(=学会)に参加して知識のupdateをしたり、自らの施設での珍しい疾患、症例、研究内容などを情報共有しあいます。
一昨年、2020年で話題を呼んだのは関東連合産科婦人科学会*1ですね。なんといっても、特別企画シンポジウムで新型コロナに関して岡田晴恵さんに講演を依頼*2してますから(笑)
白鷗大学の教育学部の教授*3ですからね。全然、今第一線で感染症研究してないですから。 ギャグのつもり?(笑)
さて、昨2021年、僕が注目していたのが日本ウイルス学会*4です。11月中旬に神戸で開かれた学会*5ではなんとすごい人が登場しています!
そうです、"コウモリ女"こと石 正麗さんです!これはウイルス学会 Good jobですね。内容が気になる~~~笑
視聴は断念も
今回はコロナ禍であり、オンラインで参加したコウモリ女さん。ぜひとも視聴したかったのですが、視聴するには1万7000円の学会参加費が必要なのです。
その視聴だけのために1万7000円は非常にコスパ悪いのでさすがに断念しました(笑)
ま、いろんなツテで情報を集めてみたところ、新型コロナの発生源については『明らかに自然由来である』とコメントした程度のようです。
うん、1万7000円払わなくてよかった。(笑)
そんなこんなで最近、コロナの起源に関するニュース見ませんよね?今回はそのお話です。
研究所流出説
コウモリ女が言うように、自然発生説と武漢ウイルス研究所からの流出説があり、この公式の決着はまだついていません。一部、生物兵器説もありましたが可能性は低そうです。
個人的には、流出説の可能性が高いと信じています。理由は過去記事にふんだんに書いていますのでぜひご参照ください。
▼やはり流出か?▼
▼米中の合作だった?▼
さらっと復習
ま、初めての方もいると思うので、さらっとだけ復習しときましょう。
2021年8月にアメリカの調査の最終報告は次のようになっています。
以前からの状況と一歩も前進していないこの中途半端な調査報告。これには当時の情勢も関係していると思われます。
そう、ちょうど、米軍のアフガン撤退でゴタゴタだったときで、深入りする余裕がなかったのが1つ。もう一つは、バイデンさんが副大統領だったオバマ政権で、アメリカNIH(国立衛生研究所)から武漢ウイルス研究所に370万ドル(うちコロナウイルス関連は60万ドル)の研究外注がされていることです。この事実は国家安全保障局のHP*6でも確認できます。
これらの研究に関わっていたのがコウモリ女たちですね~。アメリカの大学と共同研究*7でMERSウイルスを機能獲得試験を行っております。
更なる詳細は次の過去記事ご参照ください。
▼2019年夏には流行?▼
英国下院での証言
さて、なかなか進展がなかった状況でこないだ12月15日に英・デイリーメール紙で続報の記事*8がありましたのでご紹介いたします。
なかなか刺激的なタイトルでございます!デイリーメールは保守的なタブロイド紙ですので、少しだけそういう目で見てください。
しかしながら、重要なのはこれは英国の下院での委員会での内容ということです!
1時間少し英語に耐えれるよって人は動画も貼っておきますね↓↓
研究者の主張
それでは、まず研究者の主張を見てみましょう。
これだけの内容を見ると、残念ながらちょっと科学的ではないですね。。笑
その後、さらに述べている内容は・・・
フーリンというのはタンパクを分解する酵素なんです。フーリンによりスパイクタンパクを切り離すことで、新型コロナウイルスは細胞への感染力を高めます。
これは、SARSウイルスやMERSウイルスでは見られなかったもので、このフーリンの切断部がパンデミックの原因であるとされます。
で、このブログではおなじみのダスザック氏の率いるエコヘルスアライアンスと武漢ウイルス研究所のコラボで、フーリン切断部をウイルスの中に挿入できるようになった、つまり、それにより新型コロナウイルスが人工的に作られたと証言しました。
で、この委員会のセッションではもう一つ面白い内容がありました。
ランセット誌
医者なら知らない人はいないと言っても過言ではないランセットという有名医学雑誌。その雑誌の責任者がその場で喚問されています。
研究所流出説が出たとき、早急に『ウイルス学者らの反論』がこのランセット誌に掲載され、流出説は”陰謀論”として瞬く間に棄却されました。
しかし、その反論文の著者は・・・
そう、ダスザック氏なのです。彼が他のウイルス学者に署名させて『反論』を書き、ランセット誌に掲載されました。
通常、こういう雑誌に載せるときは"利益相反"といって、その研究に際してお金の関係がないことが重要視され、お金の関係があれば必ず明記しなければいけません。
彼は、武漢ウイルス研究所に対して資金提携してるので、それを明記する必要がありますが、それを隠して、さらに口止めしていたのです。
中国とWHO
また、もう皆さんご存知の中国とWHOの関係についても記事は触れています。
中国はアフリカなどの貧国に対して、たくさんの融資をして、恩を売りつけています。そして、手なずけた人物を国連やWHOなどに送り込み、世界を誘導しようとしていると。
WHOのトップのテドロス氏はエチオピア出身で、エチオピアはチャイナマネーで溢れた国ですね。別名:アフリカの中国。
▼WHOとは一体▼
さいごに
いかがでしたか?
昨年8月の、愕然とするような米・最終調査報告から音沙汰のなかった起源調査。
イギリスでは議会での証言なども行われていたのは、わたくしもちょっと気づいていませんでした。
12月中に記事にするつもりが、ド忘れしてて、今年一発目にご紹介しました。進展有れば続報も♪
では、みなさま Happy New Year!
*2:https://jsog-k.jp/139/program_200529_1.pdf
*3:https://hakuoh.jp/pedagogy/119
*5:http://web.apollon.nta.co.jp/jsv68/program.html
*6:https://www.hsdl.org/?abstract&did=837679
*7:https://journals.asm.org/doi/10.1128/JVI.01279-15
*8:https://www.dailymail.co.uk/news/article-10313053/Covid-19-UK-Wuhan-lab-leak-likely-origin-Covid-MPs-told.html