昨日友人から「オンライン飲み会しよう」と言われました。
正直、話題になっているのは知っていましたが、自分の周りにもたくさんやってる人がいるのに驚きました。「どうせコロナの間だけだろ」と思っていたのですが、話を聞いてみると新たな可能性を感じました。
県外の友人なども一緒に複数人で開催できるというものすごい長所があったんですね~(^^ もしかしたらコロナ収束後もブーム続くかもしれませんね
そのうち試してみたいです。笑
最近の話題
暑くなってきたけど
GW中は25℃以上の夏日になる日が多いそうで、熱中症対策はバッチリとしましょうね。
そして何度も言っていますが、ウイルスは一般に高温・多湿に弱いです。今回のコロナウイルスも高温・多湿・紫外線に弱いことがわかっています。
一方高温・多湿でおなじみシンガポールで、急速に感染者が増えています。
「今回のウイルスは高温・多湿でも感染力は衰えない証拠」と声高に言う専門家?の方もいますが…笑
シンガポールは最初かなりうまく感染を抑え込んでいました。
感染者が急増したのは実はインドなどからの外国人労働者たちが1部屋に6-8人で密に暮らす寮から広がりました。
いくら屋外が高温・多湿であっても、クーラーの効いた室内は高温・多湿とは違いますし、換気もしてませんし、狭い部屋に何人も集団生活と。。。
これは日本にも言えます。これから暑くなっても気が抜けないのは、空調の効いた室内は「高温・多湿」でない上に、換気できないからです。
この環境下に感染者がいれば広がります。これはよく覚えておきましょう。
実際のとこどうなの?
感染者数は確実に減ってきていますが、以前このブログでも説明した、再生産数という概念覚えてらっしゃいますか?一人の感染者数が何人に感染させるかという指標です。
▼基本再生産数についてはコチラ▼
今回の新型コロナウイルスの基本再生産数(R0)は2~3くらいとされています。ちなみに季節性のインフルエンザでR0は1~2、麻疹*1は12~18とされています。麻疹に関してはワクチンがあるので安心ですが・・・
さて、この再生産数は感染の伝播状況、国の防疫対策(隔離、ワクチンなど)などで基本再生数よりも低くすることができます。そしてそういった対策を講じているときのある時点での再生産数を実効再生産数(Re or Rt)といいます。
このRe(Rt)が継続的に1を下回っていれば感染は収束するのでしたね?忘れた方は上のリンクで復習してください。
この図は以前、「なぜ8割減か」を説明したときの図です。
8割減の根拠は、R0(基本再生数)をドイツの値 R0 = 2.5を使って計算していました。その2.5が対策を講じた後の実効再生産数 Rtが1を切るようにするには、人の接触を最低6割減にすればよいのです。十分の余裕を見て8割減ということでしたね。
で、気になるのは日本の今の値はどうなの?だと思います。
3月末の時点ではRtは1.7と発表されていましたね。この実効再生産数は計算式も複雑で専門家により何種類か式が違ったりもしますが、私みたいな庶民にはとても計算できません。
実はアメリカで Rt COVID19 というサイトがあってそこで計算結果を出してくれているんです。その結果ではアメリカの大部分の州でRtは0.8から1.0くらいに収まっているのです。
日本の実効再生産数
日本はどうなのか?
先ほどの日本版のサイトもボランティアで行われています。Rt Covid-19 Japanというサイトです、興味あれば調べてみてください、県別でも出しています。
実は多くの県でRtは1を切っています。この値は日々多少変わりますが、概ね0.3-0.4とかですかね。
検査数の集計ですら少し時間がかかることもあり、毎日報告するのは混乱を生じかねません。政府の専門家委員はおそらく一定の期間の平均として報告するのではないかと思います。
そして、これを見て安心して多くの人が一気に出歩き回るとまた感染者が出て、せっかくの努力が水の泡となることも想定されます。
なので、そこは自制してくださいね(^^;; 自制できない人は見ないでくださいね(笑)
尚、検査陽性者数が10人とか20人という少ない都道府県ではこのRtは異常に高くなり参考になりませんのであらかじめご理解を。
語学勉強法のお話
連休中に語学はいかが?
さて、以前自分の語学史を記事にしました。はい、元々語学の話をメインにブログをするつもりでした。(笑)
▼Dr.ジョニ男の語学史はコチラ▼
連休中、自宅であり余った時間を趣味に当てるのはどうでしょうか?
たとえば英語学習されている方はゆっくりと時間が取れるチャンスですね。
でも何をしたらいい??ってなりますよね。
当ブログでは基本的に英会話中級の方が上級にいけるための勉強法、コツなどを書いていきます。
GWは良質なインプットを
はい、十分時間があるといえど、子供がいたりで家の用事もあるでしょうし、実際1日2時間くらいが関の山でしょうか(笑)
この時間を使ってオススメするのは良質なインプットです。
ある程度会話をできるけどいつも同じ言い回しになるとか、もっと自然な表現を使いたいなど思ったことはありませんか?
このレベルに達している方は、定期的に「良質なインプット」をされるとよいです。
読書が好きな方は英語の小説を読むのもいいですね。ただ4日間で読み終えるかは謎ですが。知らない単語がたくさん出てきますし難しいかもしれません。
結局、1年に1度使うか使わないかの単語や表現を覚えてもあまり効率的ではありません。
ではどうすれば?
ニュースから学ぼう
最近はコロナの話題で持ちきりですね。日常生活でも、学校が休みになったり、テレワークになったり・・・
こういったことをニュースから自然な表現をパクるんです!(笑)
はい、言語の習得は「パクって自分のものにする」のがいいです。僕は語学はスポーツと思っています。コミュニケーションは反射力も要りますしね。
特に「自分のものにする」というのは、野球の素振りみたいなものです。何回も何回も使って無意識にその表現が出てくるようになる、という意味です。
ニュース記事の中から自分の生活、趣味に関連しそうなものを選んで読んでパクる。これだけです。
ハードルが高い・・・
そうです、いきなりCNNやWashington Postとか見たら卒倒します。難しいし長い!!
なのでお勧めがあります。
NHK worldです。
このニュースはNHKニュースの英語(ほかにも多言語あり)版なので日本のニュースが多いです。さらに難しい単語もさほど多くないし、何より記事が長くない!
これらから毎日2-3記事ずつでも興味のあるものを選んで読んでください。精読ですよ、流し読みでなく。
そして「こんな風に表現するんだー」と気づいたものをノートにしてパクる。どんどんパクる!語学に窃盗罪はありません
実際にやってみよう
僕はこんな感じでノートを作ってました。
何を抜き出してもいいです。オンライン英会話などしている方は日本のいまの状況を話したりすることも多いのではないでしょうか。そういったときに役立つ勉強法です。
緊急事態宣言についてメモして、下に関連表現も調べておきましょう。
ここでは「緊急事態宣言を終了する」を付加しました。 end でももちろんいいのですが、記事を読んでいくと lift という単語がよく使われることに気づくはずです。
こうやってパクった表現を自分のものにして使える武器を増やしていきましょう。
僕の説明は情報量が多くなりがちなので、今日はこのくらいにします。
ではまた(^^♪
*1:はしか