最近は、『自然派』を追求しすぎた糸引きマフィン事件や、ベルギーで5日間常温で放置したパスタを食べて20歳が亡くなったなど、食にまつわるニュースが後を絶ちません。
今回は、”中国ビール”の話題を見ていきましょう。
青島ビール
誰もが知っている中国のビールと言えば青島ビールですよね~
今回その青島ビールの製造過程でとんでもない動画が拡散されたのです。
何千万人もの人がその動画を視聴し、話題となっています。
中国・山東省の青島にある青島ビールの第3工場で事件は起きました。
青島ビールは、すぐに警察に被害届を出しております。
そして、放尿された原料については、しっかりと密封してあったから大丈夫と主張しました。
それを信じる信じないは別にして、飲む側としては気分がよくはないですね。
会社の内部情報によると、犯人は同社の職員ではないと主張しています。
『職員でした』
警察が捜査を進め、ビデオに映った犯人を逮捕し、続報が出てきました。
逮捕されたのは、青島ビールの職員でした。ドテッ
最初と言うてること違いますが・・・しかし、それだけにとどまりません。
最初、会社は、放尿した原料はしっかりと密閉してあったから大丈夫と言っていましたが・・・
犯人が放尿した樽は、直前に原料は取り除かれており、空だったという伝えられました。・・・えっ?はぁ??
放尿した理由については、原料を運んできたトラックの運転手と口論になって腹が立ったから*1とのこと。
寿司テロ以来の衝撃。。。
小便テロ
もちろん世界的にも有名な青島ビール。輸出だってしてるわけですから海外にも飛び火します。
韓国で青島ビールを輸入して販売している会社でビアKという会社があります。
なんとその会社が今回の事件の煽りを受けて、職員の希望退職を募っているのです。
おっさんが放尿した工場は中国内向けのビールを作っており、輸出用ビールは作っていません。
つまり、韓国にその工場で作られた青島ビールは入ってきていません。
しかし、青島ビール自体のイメージ撃沈で韓国内で青島ビールの売上が急落し、ビアKも経営の先行き不安定により仕方なくこうしていると。
まさかの飛び火ですね。
尿でできたビール
ところで、このニュースを見た時にあることを思い出しました。
海外で確か尿からビール作ってたな・・・と。
CBS newsの記事*2のタイトルは非常に嫌悪感を抱かせますが(笑)
実は内容を見ると、それほどでもありません。
北欧最大の音楽フェスで観客らの出した尿を集めて、それから肥料を作ったのです。
そして、それで作られた大麦でできたビールのことのようです。
やれやれ(^^;;)
2022年にはシンガポールでも、下水や尿を浄化した水で作ったビールが販売*3されています。
水不足があり、リサイクル水への意識が高く、このプロジェクトができたようです。
さいごに
いかがでしたか?
シンガポール、水がないから浄化したリサイクル水でビールを作ろう!
⇒まあわかる
デンマーク、音楽フェスでみんなから集めた尿で大麦を作ってビールを作ろう!
⇒なんで?
中国、トラック運転手と口論になったムカついたから樽に放尿
⇒もう極刑!
※中国では2011年以降、食の安全を脅かした罪は最高で死刑になりました。
では、また(^^♪