アメリカでは新型コロナウイルス感染者数は180万人弱、死亡者数は10万人を超えているわけですが、感染者増加率は1%とだいぶ落ち着きました。まだまだ、注意が必要な状況には変わり有りませんが、デモが暴徒化し大変なことになっています。
今回も世の中のニュースをいくつか見てみましょう。
アメリカ抗議デモ
この種の差別反対運動はアメリカでは特に珍しいことではありません。
今回はこのデモに便乗して暴徒化した民衆が、放火したり略奪、破壊行為をしています。これに対し、トランプ大統領は数千人規模の軍を投入し鎮圧をめざすとしています。
コロナ禍でのlockdownなどで相当なストレス下に置かれていたことに対する反動も1つの要因とされていますが、それであってもこのような破壊行為は容認されません。
この光景を見てふと頭によぎったのは2005年や2012年に中国で起こった反日デモです。このときもデモに便乗した暴徒が百貨店の窓を割って高級品の略奪などやりたい放題でしたね。
実はこのとき私服警察官や中国共産党によりデモが煽動されていたことも確認されています。
そうです、こういう大きなデモは大きな組織が動かしていると考えて間違いないです。
今回のアメリカの抗議デモも例外ではありません。
ANTIFA
今回のニュースでこの単語を見たことがあるかもしれません。アンティーファと発音します。これはanti-facism(反ファシズム)の省略形です。
このANTIFAというのは極左暴力集団で今回の暴動にも関わっているとされ、トランプ大統領はこのANTIFAをテロ組織に認定しました。ちなみにドイツではすでに監視対象としています。
ファシズムと言うのは、簡単に言うと暴力的な独裁政治、自由主義や共産主義を認めない主義ことです。第二次世界大戦時のイタリアのファシスト党からできた言葉です。
ANTIFAはこのファシズムに反対する勢力と言う意味ですね。
近年ではANTIFAは、性差別や人種差別などもファシズムの一環と認識しています。なので、このような問題にも出てくるわけですね。
わかりやすい例で言うと「日本赤軍」が極左国際テロ集団とされますね。
渋谷でのクルド人デモ
僕もその ”偶然” 撮られていたビデオ見ましたが、そんな暴力を振るっているようには見えませんでした。しかも意図的なのか職務質問の部分はカット。
そもそも渋谷で多くの人の目の前で白昼堂々警察が暴行していたらもっと大騒ぎになっているはずです。
さてこの事件にも不思議な点が多数あります。5月30日の渋谷署前のデモの先頭に立憲民主党の石川大我議員の姿。3月に新宿で酔っぱらって警察と喧嘩した人です(笑)「俺は国会議員だぞ!ビビったか」って人です。
さらにその後ろにANTIFAの旗を持った参加者たち。
さらに ”たまたま” 同乗していたクルド人男性は石川議員や蓮舫議員と一緒に写真を撮っています。入管問題で以前面会していたようです。SNSのトップ写真にそれを使っています。立憲民主党とズブズブかよ。(笑)
そしてこのニュースを最初に報じているのが毎日新聞ときて、あ、茶番、察し。。
警察が何も発表していないのでクルド人側の言い分しかありません。警察側もすべてドライブレコーダーなど出して不当でない旨証明すれば話は早いのですが。
香港国家安全法
少しだけ時を戻しましょう。
5月末、香港で大規模の抗議デモが再開されました。香港政府(=中国政府に忠誠)はコロナを理由に9人以上で集まることを禁止しており、これらのデモは違法であるという立場をとっています。
昨年の香港のデモは中国本土との間での犯罪人引き渡し条約に対するデモでしたね。
▼2019年の香港デモについてはコチラ▼
今回は香港版 “国家安全法” に対するデモです。要は国家(=中国政府)に対する反逆行為、クーデター、大規模デモ、国家機密漏洩を罰する法律です。
上図の通り香港は2047年までは香港は中国でありながら中国でない「一国二制度」のはずなのですが、コロナ禍のドサクサに紛れて、今回の法案が可決されたため、実質一国一制度の方向になるということです。
これにはアメリカをはじめ多くの国が中国政府を批判しました。実は世界の目をそらすために2つの事件が企てられたという説もあります。あくまで説ですよ(笑)信じるか信じないかはあなた次第です。(笑)
黒幕は誰だ?
少なくとも今回のアメリカの抗議デモと渋谷でのデモにANTIFAが関与していたことは間違いないです。そしてこのANTIFAに中国マネーが関わっているのではないかという話もあります。
そういえば環境活動家のグレタ・トゥーンベリさん(17)と両親も ANTIFA黒Tシャツを着ていたことが去年の秋に話題になりましたね。(ググってください)
実は彼女の環境支援団体(アースジャスティス)は "中国政府の代理人" ではないかとアメリカ下院の天然資源委員会が指摘しています。たしかにグレタさんは世界最大のCO2排出国の中国を批判していないですもんね。
しかし、ANTIFAと中国の関係は確かなソースはみつかりません。もし知っている方いれば教えてください。
中国の思惑?
では、中国の思惑について考えてみましょう。中国にメリットはあるのでしょうか?
コロナで忘れられてましたが、世の中は米中経済戦争の真っただ中だったわけです。
中国政府としてはトランプ氏に再選してほしくないわけです。今回のアメリカのデモでトランプ氏の支持率が下がっており、秋にある大統領選に響く可能性があります。
一方の民主党ジョー・バイデン氏は黒人指導者と会談したり、支持率を上げています。
このデモに中国が関与しているなら・・・今頃ガッツポーズでしょうね。
▼バイデン氏とウクライナ疑惑はコチラ▼
日本の事件に関しても、安倍政権を倒すために親中の立憲民主党に手を貸したと見れば納得がいきますが…
デモ参加者 180人。アメリカのデモと質も量も違い過ぎて、あまり関連性がないのではと思います。じゃなきゃ、手抜きすぎでしょw それともただ単に警察ともめた石川議員による報復?笑
ところで、中国に全身傾倒している韓国・文在寅政権においては、おもしろいニュースが出てきましてた。
韓国でコロナ禍の4月に行われた総選挙では与党の「共に民主党」が圧勝したのですが、そのときに「デジタル開票機は、HUAWEI機器を利用するwifiが使われており、中国で開票機が操作できた」ということをイーストアジア・リサーチセンターが主張しています。
ま、そりゃ中国からしたら韓国に親中の政権があると安心ですからね。文さんがGSOMIA破棄して、最終的に在韓米軍撤退までいけば中国の望み通りです。
まとめ
前回の記事でマクロとミクロについてお話ししました。
今起こっていることは大枠は(=マクロ視では)米中の経済戦争とみてよいのかもしれません。
▼マクロとミクロについてはコチラ▼
何度も言っていますが、『弱者ビジネス』とか『人権派活動家』とかいうものの正体はよく知る必要があります。
▼”人権派”はアテにならない▼
ではまた(^^