火のないところに煙は立たぬ
これ、好きな言葉なんです。すべてのことは偶然でなく必然だと信じています。慰安婦問題が決着つかないのにも理由があります。今回は慰安婦像について少し深く学んでみましょう。
元慰安婦への誹謗中傷
これについては以前記事で扱いました。
イ・ヨンスさんというトランプ大統領とハグしたことで有名な元・慰安婦のおばあさん(ハルモニ)が、慰安婦支援団体『正義連』の集めたお金は慰安婦たちの為には使われなかったとして告発しました。
政府間で終わらせようとした合意にこの正義連が反発した理由は自明ですね。慰安婦問題が終わればこの団体の存在意義がなくなりお金が入ってこないからです。
このニュースは韓国でも大きく話題になり、国会議員になったユン・ミヒャン氏への批判が連日行われていました。
しかし、あるときから状況が変わりました。
急に批判の目が、この告発したおばあさんに変わったのです。いまはこの勇気ある告発をしたイ・ヨンスさんに対する誹謗中傷があふれているのです。
与党(共に民主党)の工作員が扇動しているという指摘もあります。ま、そうでしょうね。日本も韓国も同じです。世論は意図的に作られるものです。
少女像の著作権?
さらに関連したニュースも話題となっています。
みなさんご存じの”少女像”ですね、アメリカにまで設置されたり、ソウル市バスの座席にも設置されたやつです。その少女像に関する問題が今韓国で湧き上がってきたんです。
もう名前出しますが瑞草(ソチョ)高校で "少女像" を真似て『愛国心』から勝手に作成したわけです。すると、有名な ”少女像" の作者:金 運成(キム・ウンソン)さんが文句を言ったわけです。
圧力に負け、仕方なく600万ウォン*1かけた像を破棄し、再び高校のオリジナルの少女像をまた600万ウォンかけて作ったそうです。すごい執念や。
”少女像” の作者、金 運成氏が作ると5倍の3300万ウォン*2で売られるそうです。たくさん作成してきて、彼はすでに30億ウォン*3以上売り上げているそうです。
彼は2016年から、”正義連” の理事に居座っているわけです。
正義連と少女像の相乗効果でお金を集めたわけですね。
”北”とのつながり
ここで1つ知っておかなければならないことがあります。
元・理事長のユン氏も、少女像の制作者のキム氏も親北とされています。現に、ユン氏も正義連もともに韓国公安の監視対象になっているんです。
韓国の国家情報院は正義連を「北朝鮮工作機関と連携し、北朝鮮の利益を代弁する親北団体」として監視しています。
ユン氏の夫の金 三石(キム・サムソク)氏も過去にスパイ容疑で逮捕されています。さらに、北朝鮮はウェブサイトで公式にユン氏を擁護しています。
ユン氏は慰安婦問題について北朝鮮と共闘を呼び掛けた人物でもあります。
はい、見えてきましたね。
慰安婦問題自体が韓国というより北朝鮮にとっての大きなカードなんですね。日韓離反作戦。さらにお金も集まる。
なぜ世界中が北朝鮮に経済制裁をしているのに、大打撃を受けていないのか。なぜ、高級外車が制裁下の北朝鮮に入っているのか。
日韓がうまくいかないとうれしいのは誰でしょうか?
▼背後にちらつくアノ国の影▼
さいごに
いかがでしたか?以前もお話ししましたが、今の世の出来事をマクロで見ると、結局アメリカと中国の冷戦の一部とみなせるわけです。
日本も決して例外ではありません。日本国内の政治問題も実は他国の影響をかなり受けているんです。まずは知ることがなにより重要です。
では、また(^^
▼マクロとミクロ▼