ここ最近、しょっちゅう話題に上がってくるLGBTQ。
世界的な流れで、マイノリティーへの人権保障をというのが一般的な解釈です。
なぜ近年ここまで騒がれるようになったのでしょうか?
今回は、その裏側を覗いていきましょう♪
LGBTQの急増
アメリカ abc news の記事*1を参照しながら学びましょう。
この記事では、LGBTで統一していますので、ここからはLGBTと書きます。
世代を追うごとに自分はLGBTだという人は倍増しています。時代とともに公表しやすくなったということもあるでしょう。
一方で、CSPIという調査会社の報告*2を見てみると面白いことがわかりました。
30歳未満の若いアメリカ人を対象に見てみると、自らをLGBTだと名乗る人の割合は11%増加していますが、性的パートナーが同性だという人は4%しか増えていないのです。
元グラフも貼っておきます。
2008年を見ると、LGBT自認 5.4%と同性パートナー 4.8% と近似していますが、時代とともにそこの差は開いていきました。
異性とのみ”関係”
さて、このデータの乖離はなぜでしょうか?
ま、考えれば簡単ですが、一つはLGBTのB、Bisexualです。男女両方ともOKな人です。
しかし、このBの人たちだけが大量に増えるというのは不自然です。
CSPIの報告では、近年のLGBTの増加は、同性愛の急増ではなく、異性としか関係を持たない人たちの中で、LGBTと自称する人が増えているとしています。
ま、先ほどのグラフからはそのくらい我々でも読み取れますな(笑)
ただ、アメリカのすごいところはさらに背景までしっかり調査します。
人の思想や環境というのは結果に大きく影響を与えるのですが、日本では、何かと『差別』というキーワードで阻止される調査ですが、アメリカではやります。
調査で分かったことは、極左思想のある若者では自身がLGBTであると名乗る傾向が強く、その人たちが近年のLGBT急増の主要な層であると。
要は「男」とか「女」でひとくくりしないで!って主張の人が増えてるってことです。
フェミニズム運動にも関連ありですな。
精神的な問題も
またLGBTを自称する人たちにはいくつかの関連も調査からわかっています。
これも先ほどのCSPIの調査によるものですが、うつなどの精神的問題と左派・リベラル思想、LGBTとは強い関連が見られたのです。
これに関しては、過去にLancetに掲載された論文*3でも触れられていました。
2021年の調査で実に76%のLGBTの人が、常に悲しみや絶望を感じていると答えました。相関は見られますが、うつ症状とLGBTどちらが先にあるのかは不明です。
政治的な影響
ここまで見てきてわかったと思います。
LGBTが急増しているのは、何も人類の遺伝子が何かしら影響を受けて、急増しているわけではなく、社会変化とともにリベラル思想のある人たちが自らをLGBTだと称する割合が急増したからでした。
もちろん、昔と比べ、公表しやすい下地があり、実際の異性愛やバイセクシャルの人が多くなったのも少しは関係があるでしょう。
日本でLGBTの法案に反対する人たちは右派が多いことを考えると、政治的思想が大きく関係すると考えると納得がいきますね。
では、次に日本で最近LGBT関連のことがゴリ押しされている背景も見てみましょう。
2人のアメリカ人
もちろん、「日本は遅れてる」なんて言われるのは心外なので必死に欧米についていきます。特にアメリカ。
日本は自民党という保守的な、右寄りな政党が長らく支配しています。となると、このLGBTの話はなかなか進まないことが予想できますね。
ならば、なんとか左派政権のアメリカは日本に圧力をかけようと考えた?のかもしれません(←ここは想像)
4月中旬、岸田首相の奥様が、バイデン大統領の奥様に招待され、単独渡米*4したのは記憶に新しいですね。
過去にアメリカ大統領夫人が日本の首相夫人を招待したことはありません。
このジル夫人は長らくLGBTの支援をしてきた人です。その影響もあり、バイデン大統領も同性結婚を認めました*5。
今回の特別招待も何かあるかも?しれませんね。
そしてもう一人、日本に影響を与えそうな活動家が駐日大使のエマニュエル氏です。
鉄道愛好家として知られ、阪急のフカフカシート*6や京急に乗って興奮する*7ようなお茶目な印象の彼は、元シカゴ市長です。
東京のLGBTパレードにも参加*8し、最近は日本のLGBT法整備の遅れを批判*9しています。そうです、彼も長らくLGBT政策に尽力してきた、まぁ活動家です。
アメリカの民主党はリベラル、左派・・・ですね。
もしかしたら、アメリカで次共和党が勝てばこの流れは終わるでしょうね。
さいごに
いかがでしたか?
LGBTの話題が最近ごり押しされている理由はなんとなくわかりましたでしょうか?
リベラル、左派が主体となっているもので、アメリカのバイデン大統領は左派の民主党、奥様はLGBTの活動家、さらに駐日大使のエマニュエル氏もLGBTの活動家・・・
世の中のありとあらゆるものは政治で作り出されているんだなと改めて実感しました。
いずれにしても、アメリカで通用するものを丸々受け入れるのは合理的ではありません。日本には温泉文化もあります。
▼女性専用をスパをLGBTが使う▼
では、また(^^♪
*1:https://abcnews4.com/news/nation-world/report-suggests-social-trends-shaping-rapid-growth-in-lgbt-identity-lesbian-gay-trans-transgender-liberal-left-wing
*2:https://cspicenter.org/reports/born-this-way-the-rise-of-lgbt-as-a-social-and-political-identity/
*3:https://www.theatlantic.com/newsletters/archive/2022/04/american-teens-sadness-depression-anxiety/629524/
*4:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230418/k10014041611000.html
*5:https://www.theguardian.com/us-news/2022/dec/13/biden-signs-law-protecting-same-sex-interracial-marriages
*6:https://www.daily.co.jp/gossip/2022/05/12/0015294410.shtml
*7:https://www.yomiuri.co.jp/national/20220217-OYT1T50152/