銀座三越の中にある『銀座天一』という名門のお店で、客に間違えて漂白剤入りの水を出したというニュースがありました。
実はこの事件、背景を探ると色々な伏線が出てきます。
国内の報道
まずは、事件の報道*1を見てみましょう。
被害に遭ったのは”女性客”とだけ書いてあります。また、その客がのどの痛みを訴え救急搬送されたということもわかりました。
次に別の記事*2も見ておきましょう。
こちらの記事では、経営コンサルタントの男性とわざわざ職業まで明かしていますね。
被害者はその奥様ということです。ふむ。
このニュース日本以上に韓国で話題になっています。
韓国で報道加熱
日本のこの事件を韓国メディアがたくさん取り上げており「なんでやろ?」と思って読んでみる*3と・・・
実は、さきほどの被害者は韓国人だったのです。
日本のメディアはなぜかそこは明かさずに、「経営コンサルトの男性」と職業だけ書いていました。
なぜ?????
仮に国籍を明示したくなければ、外国人旅行客と書けばいいだけです。
韓国政府は日本の警察に対して『迅速かつ公正な捜査を望む』としており、国際問題になってますな( ゚Д゚)
嫌韓が原因?
店側は店員が間違えて、提供してしまったと言いますが、被害者の男性は、「韓国人だからこのようなことをした」と嫌韓による嫌がらせだと主張しています。
怒りが収まらない男性は、厨房内に入り、中を確認しました。
すると、客に提供する冷水と、天つゆ用のポット(漂白剤で洗浄中)の2種類の形状のものがあることを確認しました。
左側の写真が客に提供するもの、右側が漂白剤で洗浄しているポットでした。
そもそも『消毒中』などとハッキリわかるようにしていないのはマズいですね。さらに、こういったことを避けるために営業時間中に消毒作業はしないという意見もネットでは多く見られます。
店側の管理の杜撰さは間違いないです。
『明らかな差別』
しかし、意図的に漂白剤入りの水を提供したのかは不明です。
ま、有名高級店でわざわざこんな事故を起こすとは考えにくいですが、この客が『意図的』だと感じることがあったと言います。
他の客には、座るときに椅子を引いていたが、この客に対してはそうしなかったと。
それは、風貌やしゃべり方から自分たちが韓国人だとわかったからわざとそのように扱ったのだといいます。
これは、ちょっと被害者意識強い気がしますが。。。
そして、記事では日本の飲食店での韓国人客に対する嫌がらせは珍しいものではないと続けます。昨年、銀座の有名寿司店でワサビテロがあったことを紹介しています。
流ちょうな日本語
この客の日本語のレベルに注目しましょう。
そそくさと110番通報しています。日本語がかなりできる方なのでしょう。
日本語全くわからない人がいきなり警察に通報は少しハードル高いです。
店員ともこのようなやり取りをしているわけです。
つまり、このお客さんは日本語かなりできますね。日本好きで日本語を勉強したのか、日本とビジネスの関係があるのかはわかりません。
日本語の堪能な人に意図的な外国人嫌がらせをするでしょうか?しないでしょうね。
氷なしの水
もう一点、最初のトリガーになったものを見てみましょう。
まず、喉が渇いていたため、客は『氷なしの水』をお願いしています。
日本では昔から氷の入った冷たい水を提供することが最高のおもてなし*4とされており、飲食店では氷入りの水が提供されます。
逆に言うと、常温水などはおいていません。
氷なしの水を頼まれた女性店員が、氷の入っていない容器から水を注ぎ提供した。
そして、後で気づいたパターンちゃうかな~なんて思います。
『氷なしの水』なので別に常温水を要求しているわけではないので、氷を入れずに冷水を出せばよかっただけの問題だと思うんですが・・・はて
さいごに
いかがでしたか?
日本では、軽く店員の『ミス』で客が救急搬送になりお店は営業停止処分を受けたと報道されています。
しかし、実は被害者は韓国の人で、韓国政府も日本の警察に『嫌韓による故意性』について捜査を求めており、国際問題となっているのでした。
常識的に考えると、意図的にやるメリットないです。客の国籍に関係なく、食中毒起きれば営業停止処分です。さらに客は日本語が堪能です。
そんなアホなこと意図的にはしないでしょう。
この漂白剤入りの水による食中毒は今年3月に岡山県のホテル内のレストランでもありました*5。
このときも従業員が飲用水と誤り客に提供してしまいました。
いずれにしてもこのようなミスが無くなるように対策を徹底すべきです。
では、また(^^♪