新規陽性患者が減少傾向にある日本ですが、ここから一気に減少とは行かなさそうです。そう思う理由は韓国です。以前書いたように第3波は日本も韓国も同じようなタイミングで同じようなカーブを描いた『感染者数増加グラフ』を示していました。
これは季節・気候による影響が大きいと考えればよいです。日本と韓国は地理的にも近いし、人種的にも近い東アジア人です。
日本より先に第3波の勢いを抑え込みつつあった韓国ですが、1日あたり300人台までいってからまた500人台に増えており、手こずっているような状況です。
遅れて減少傾向の日本にとってはこの韓国の状況は重要な指標になりそうです。
「武漢発生じゃないかも」
WHOから派遣された国際調査団が中国での実地調査を終え、出したコメントがこれでした。
そもそもまずなんで共同記者会見やねん。”独立”調査やのに、完全に”監視下”での会見て(笑)ま、いずれにせよ全く驚きませんね。すべて想定内でした。
過去2回 WHOは中国に実地調査に入ったのに武漢に入れず、北京に行っただけでした。
もう発生から1年も過ぎて、やっとの思いで武漢まで行けましたが、海鮮市場も、ウイルス研究所もウイルスの痕跡なんて残ってるワケないです。
しかも中国側がベッタリひっついての調査、すべて行程も中国側の決めたとおりで、最後は中国共産党がいかにして感染を封じ込めたかを示す博物館に案内されたとか、ツアー旅行ですか?笑
武漢ウイルス研究所
この研究所は正式には武漢病毒研究所といって、ウイルスだけでなく細菌も研究する施設です。1958年にできてもう60年以上の歴史があります。
2015年に附属施設『武漢国家生物安全実験室』というBSL-4(P4とも)の一番上のレベルの実験室ができました。レベル4で扱うものは、ヒト→ヒト感染を起こすのに治療法がない感染症を引き起こす最強微生物です。エボラとか天然痘とかも含まれます。
このような危険な微生物を扱うので、厳重な安全設備が必要となります。日本では現在2施設のみあり、長崎大学が今後3つ目の施設を持ちます。中国では武漢とハルビンの2つだけです。
この施設に疑惑の目が向いたのはなぜでしょうか?
アメリカが武漢ウイルス研究所に370万ドル*1の資金提供していたことも報じられ様々な陰謀論も出ました。「米・民主党が絡んでいる?」とか。
当ブログでも扱った香港のウイルス学者ですが、彼女はアメリカに亡命してFOX news で告発しましたがその後目立った動きがありません。トランプ大統領の『反中政策』に利用されただけという説もありますが・・・いったい
▼新型コロナは人工ウイルス?▼
いずれにせよ1年も経った今、その研究所から流出したのかどうかなんてもうわかりません。
冷凍食品包装
中国は冷凍食品伝いで新型コロナが中国に入り広まったという説をゴリ押しし、「ブラジル、東南アジアが起源」と言おうとしています。
日本でもこのニュースが出たときにTVなどで、豊洲市場で160人以上のクラスターが出たから冷凍食品がアブナい!とかやってましたね。(笑)
もうお分かりと思いますが、新型コロナもインフルエンザも冬に感染力が増す、つまり冷温が好きなわけです。冷凍の魚などをセリしたりする豊洲市場や、食品工場はどうですか?万年冬みたいなもんですね。そこで感染者がいたら広がりますよね?
冷凍食品の包装の表面に新型コロナが付着していて武漢で広がったは少し無理があるでしょ。そもそも、もしこの説が本当ならば、武漢より前にどっか他の都市で蔓延してないとつじつまが合いませんね。(笑)
世界保健機関
さて、見事なまでに中国の思い通りに発表したWHO(世界保健機関)ですが、いったいどういう組織なんでしょうか?
第二次世界大戦後の1948年に国連の一組織としてWHOはでき、本部はジュネーブにあります。その名の通り世界で協力して感染症や病気と闘おうという組織です。
アフリカなどの貧しい国々でのワクチン接種などを推進したりしているのは皆さんもご存じですね。
WHOの運営費の8割は寄付金で賄われています。誰が多く出資しているのでしょうか?チャイナマネーかな?笑
違うんです。実はアメリカ合衆国とビルゲイツの財団で1/4近くの出資額なんですね。
だからこそ、トランプ氏は「こんなんやってられるか!」とWHO離脱表明したわけですね。(ま、バイデン大統領が復帰させましたが。)
WHO事務局長
WHOの事務局長というのは、TOPです。いまはテドロスさんですね。
テドロスさんの出身は東アフリカのエチオピアです。人口は日本より少ないですが1億人を超えています。別名『アフリカの中国』と呼ばれています。
そんなエチオピアで保健相を務めていたテドロスさんは、多大な援助・投資をしてくれた中国に頭が上がらないのも無理はないのかもしれません。
中国の初期対応を絶賛したうえ、総会への参加希望をした台湾を排除したのも中国への配慮。しびれを切らしたトランプ大統領がWHO撤退宣言。
すると待っていたかのように中国政府が「テドロス事務局長を支援」と総額5000万ドル*2の支援を表明したのでした。しめしめ
そうなんです、WHOは既に中国に支配されているのです。実は、テドロスさんの前の事務局長は香港出身のマーガレット・チャン(2007-2017局長)という女性ですが、彼女の選挙の時にも中国が相当票集めに力を入れたといわれています。
偽パンデミック?
WHOについてもう1つ知っておくべき事実を紹介します。
10年ほど前、新型インフルエンザの拡大が世界中で恐れられていました。このときにWHOが盛りに盛って恐怖を煽ったのです。この時の事務局長は先ほど出てきたマーガレット・チャンさんです。
豚インフルエンザが変異してヒトにも感染するようになったものがこのときの新型インフルエンザでした。最初のうちは被害の程度がわからないので恐怖に怯えていたのですが、時間とともに普通の季節性インフルエンザよりも弱毒ということがわかってきました。(実際最終的にもそうでした)
専門家たちは幾度となく提言をしましたが、WHOは勝手にパンデミック宣言し、ワクチン接種を推奨したわけです。要は、大したことない感染症だったのを騒ぎ立てて幻のパンデミックを起こし、製薬会社が儲けたのです。
(WHOへの出資 第4位を見てみると・・・!!)
WHO are you?
いかがでしたか?WHOという組織は発展途上国などのワクチンプログラムで救える命を救っています。
しかしながら、組織というものは『金』で大きく動かされ、ついには支配されてしまいます。
今回の新型コロナでのWHOの初期対応、そして今回の遅すぎる調査団の”武漢ツアー旅行”と。。WHOの存在意義に一石を投じたのはトランプ大統領の功績の1つですね。
自分にとって必要か、合っているのか。生命保険や携帯キャリアと同じように見直しが必要なのかもしれません。
▼国連は日本の敵?▼
では、また(^^♪