マルチリンガル医師のよもやま話

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QRコード決済多すぎ!日本はキャッシュレス後進国

消費税が10%になってからキャッシュレスポイント還元事業を行っています。

~~ペイ というものが乱立しており、戸惑う方も多い中、利用者は一気に増えているそうです。

そう、国としても昨年のラグビーワールドカップ、今年は東京オリンピックとたくさんの外国人が訪日するにあたり、日本でもキャッシュレス文化を進めたい狙いもあります。

ちなみに私は、基本、楽天経済圏の人間なのでEdy楽天ペイが基本です。いまは、nanacoも持ってるのでたまに使ってますが。

実際は楽天ペイの方が若干お得ではあるのですが、Edyのが支払いは早くて楽なので、ほとんどEdyを使っています。

さて、今日はQRコード決済などのキャッシュレスについて学びましょう。

 

 

 

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QRコード

まずバーコード(bar code)はその名の通り、棒の並びだけなので1方向での情報のみです。

QRコードはもともと Quick Responseの略で高速読み取りができる二次元コードとして、登場しました。QRコードは縦横の2次元なので情報量が多く詰め込めるのです。

 

QRコード決済の歴史

中国では2014年ごろに一気に普及しました。

Alipay(アリペイ/支付宝)とWeChat Pay(ウィーチャットペイ/微信支付)が2大勢力です。

ちなみにAlipayは日本のPayPayと提携しています。

WeChat PayはLINE Payと提携しています。

 

そもそも中国では現金への信頼度が低いのです。

偽札もたくさん出回っています。

こういった背景もあり、その手軽さとともに一気に広まりました。

QR決済により偽札を掴まされるリスクがないのですね。

 

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キャッシュレス社会

キャッシュレス決済の比率が一番多い国はお隣、韓国です。

それもダントツでほぼ9割です。

韓国に行ったとき小さな食堂でもクレジットカードが使えたのでビックリしたのを憶えています。 

アメリカでキャッシュレス比率は50%くらいです。

日本に至っては2015年の段階で20%を切っています。

北欧ではキャッシュレスが盛んでノルウェーなどはかなり進んでいます。

共通して言えるのは現金の信頼度が低いとキャッシュレス化が進ということです。

 

中国のキャッシュレス事情

1997年にイギリスから香港が中国に返還されました。

そのときにオクトパス(八達通)というICOCAやSUICAみたいなものが普及しました。

要するに先にチャージしておいてから利用するものですね。

その後、スマホが普及し中国本土ではQRコード決済が一気に普及しました。

理由は上記の通り偽札などにより現金への信頼度が低いことや、高額紙幣がないことです。

中国の高額紙幣は100元(=1500~1600円)が一番大きい

 ⇒ 高額の支払いが大変

 

日本のキャッシュレス事情

日本はキャッシュレス後進国と言われてきました。

その理由としては手の込んだ日本紙幣は複製が非常に難しく、偽札が少ないことや、

街のいたるところにATMがあることだといわれています。

 

日本では他の国と比べて電子マネーでの決済が非常に多いことも特徴的です。

ICOCAやSUICA、WAON、nanaco、Edyなど種類も非常に多いですね。

 

また、日本は災害が多い国で、停電になるとキャッシュレス決済ができないことなども不安視されています。

それを理由に現金主義の人もいます。

 

韓国のキャッシュレス事情

 上でも書いたようにキャッシュレス決済率90%程という驚異の数字を誇る韓国。

実はこれにも韓国の通貨ウォンの価値が影響を与えていました。

 

1997年のアジア通貨危機で韓国経済は大きくダメージを受けました。

韓国政府は経済の立て直しのために、クレジットカード普及を考えました。

クレジットカードの普及により国民の消費を増加させようとしました。

 

しかし、日本と同じ現金主義だった韓国社会で、いきなりクレジットカードを普及させるといってもなかなかすぐには進まないことは容易に予想されます。

 

そこでクレジットカードの優遇策を作りました。

  • カード利用額の20%を所得控除する(上限30万円まで)
  • 1回1000円以上のカード利用で宝くじに参加できる権利がもらえる
  • 年商240万円以上のお店にはカード取り扱いを義務化する

そう、クレジットカード利用で節税できるようにして

小規模なお店でもクレジットカードを使えるようにしたのです。

これによりクレジットカード利用が一気に増えました

 

もう一つ韓国でキャッシュレスが広がった理由があります。

それは中国と同じく高額紙幣が5万ウォン(約5000円)が一番大きいということです。

ですので、高額な買い物が現金では大変なのです。

ちなみに5万ウォン札ができたのもつい10年前の話です。それまでは1万ウォンが最高額紙幣でした。

 

まとめ

1.キャッシュレス化が進むのは現金への信頼が低い、治安が悪いなどのネガティブな背景もある。

2.日本がキャッシュレス後進国なのは偽札が少なく、治安がよく、ATMが多いから。

 

元の理由はそうであれ、これから観光大国をめざすならば

外国人のためにもキャッシュレス化を普及させるのは必要かなと思います。