マルチリンガル医師のよもやま話

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韓国非常戒厳の裏側

連日ニュースで耳にした韓国の戒厳令ですが、基本的には『尹大統領が弾劾されそうで保身に走った』という浅い考察の語りが多かったです。

で、まぁ、普段韓国情勢にあまり明るくない我々日本人からは何が起こってるのか、『?』の連続だし、日本では『緊急事態条項反対』の人たちは、これ見よがしに、『だから日本でもこんなことがありうるから危険で反対なんだ!』とか極論言っていますが(笑)

そんな茶番はどうでもよくて、

今回はこの背景を簡単に見ていきましょう♪

尹大統領

まず背景として、現在の韓国の政治の基礎を見ておきましょう。

大統領は、親日で北朝鮮に厳しめの姿勢を持つ、元検察総長の尹錫悦(ユン・ソギョル or ソンニョル)氏です。彼が属するのは保守国民の力という党です。

尹大統領

とりあえず、正義感が強く、悪い奴は成敗してくれるわ!と・・・

同じく保守の朴槿恵(パク・クネ)大統領が弾劾になった時に、崔 順実ゲート(チェスンシルゲート)事件がありました。これを追求したのも当時検察の尹さんです。

その後、韓国の保守の支持率ガタ落ちで、反対に進歩系の”共に民主党”文 在寅(ムン・ジェイン)氏が次の大統領になりました。

過去に何度も解説しましたが、共に民主党親・北朝鮮で、慰安婦像慰安婦支援団体という詐欺集団に関連しています。今回は省略するので過去記事で学んでください。

慰安婦問題の真相

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慰安婦支援団体の正体

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ま、簡潔に言うと、慰安婦問題をゴリ押ししているのは北朝鮮に近しい人らで、日韓離反作戦の1つです。で、そういった思想の人たちが”共に民主党”に多いと。

で、文大統領の時も、北朝鮮LOVE全開の政策を続けておりました。

で、その次の大統領選では北朝鮮・中国LOVEのムンムンに国民は呆れる頃、再び保守・国民の力から大統領が決まり、これが尹大統領です。

李在明

さて、大統領選で戦った相手は、”共に民主党”李 在明(イ・ジェミョン)氏でした。

元弁護士で、バリバリの反日のおっさんです。

李 在明とは

弁護士時代、猟奇殺人犯である自らの甥を弁護し、減刑を求めた過去があり、土下座で謝罪*1していましたね。

弁護士ってのは本当に・・・(ご想像にお任せします♪)

ちなみに、日本では信じられないかもしれませんが、韓国では今でも左派、共産主義は支持が強いんです。だから、保守と進歩がいつも激戦なんですね。

結局、李 在明氏が破れ、尹大統領が登場しました。

え、このおっさん、今の戒厳令関係ないやん?って? NO、NO!!。オオアリです。

はい、李 在明は次期大統領の有力候補とされています。

後でまた出てきますので覚えておいてください。

ねじれ国会

さて、日本との関係改善や、日米韓の連携を強化したい尹政権がスタートし、順調にいくかと思いきや、当然そんなことはありません。

大統領こそ保守の尹さんがなりましたが、国民の中で、まだまだ共産主義の熱は高いのです。

ねじれ国会

そして、大統領就任後も、国会の方は依然として”共に民主党”など進歩系が多数なのです。つまり”ねじれ国会”です。

こうなると、尹大統領がやりたいことを国会でことごとく反対・妨害されます。

当然、北朝鮮に厳しくする政策も潰されます。予算案だって潰されます。やりたい放題。

そして、その野党の中でも、力を持つのが、はい、李 在明です。

彼が”親北”党では一番の求心力をもつわけです。支持者も多い。

となると、野党『共に民主党』は彼を真のリーダーとして祭り上げて、国民の支持をさらに得、次期大統領にしたいわけです。

5つの裁判

李 在明は、さっきも書きましたが、猟奇的殺人犯の甥を弁護しまくり無罪にしています。オワってます。

さらに現在、5つの刑事裁判*2を抱えています。弁護士としてではないです、彼が被告なんです。

それでも、共に民主党で一番のリーダーなんです。むちゃくちゃ

その中でも有名なのが北朝鮮不正巨額送金事件です。

北朝鮮不正巨額送金事件

京畿道知事時代に、自分の実績作りの為に北朝鮮に訪問し、見返りに北朝鮮に巨額の資金提供*3をしました。バレないように、衣料品メーカーに巨額送金させています。

他にも、城南市長時代に都市開発に関する不正疑惑での裁判*4もあります。

懇意にしている業者に情報を流して儲けさせたってわけです。

あとは、自分が被告の裁判で証人に嘘の証言をさせた偽証教唆罪でも裁判*5があります。

てか、そもそもこんな人が大統領候補って大丈夫なん??笑

数の力で工作

しつこいですが、こんな人が、次期大統領候補であり、共に民主党の看板選手です。

となると、その人が不正するはずないなんとか嘘にしたい!となるわけです。

国会では多数を占める、共に民主党李 在明を守る為に行動を過激化していきました。

要は、裁判官を罷免して、李 在明を無罪にする裁判官を選ぶ*6わけです。

裁判官を次々に罷免

マジで、こんなムチャクチャして罪をなかったことにしようとしてますし、現に無罪になってきています。

そして、以前から”噂”レベルではあった、不正選挙問題です。

中国・ロシアが自国を利するように共に民主党が勝つように選挙介入しているという噂です。

今回2024年の4月の総選挙で、共に民主党らが圧勝しました。

選挙管理委員会進歩系の人たちが多かった*7とも言われています。

ただ、この不正選挙疑惑はどこまで現実味があるか謎です。

実際ロシアが他国の選挙に介入しているとされることは疑われております。ルーマニア*8モルドバ*9の件は報道されています。

非常戒厳令

そして、今回の非常戒厳令

尹大統領は、親北議員たちが国会運営を妨害しており、韓国の民主主義を無茶苦茶にしてるから、この「親北朝鮮の反国家勢力」を根絶するために戒厳令が必要だと言いました。

国会に軍が送られ、それに反対する議員らは国会で”人の盾”となり、反発します。

ま、これも不思議な話で、秘密裏に進め、急遽発表され、軍が即座に国会を抑えに行ったのに、既に中に国会議員が多数いると。

外にはプラカード持って集まる反対市民。早すぎません?笑

はい、与党内にスパイがいることはかねてから知られております。

さて、世間もメディアもこの国会に注目している間に、別の軍隊が選挙管理委員に送られていたのです。

戒厳令の本当の目的は?

真の目的はこっちだったようで、不正選挙の証拠集めに、国会をおとりにした戒厳令だったということのよう*10です。

ここから、実際に何か証拠が出てくるのか?

はたまた不正選挙と言うネットの噂を信じすぎた尹大統領の暴走だったのか?

さいごに

いかがでしたか?

弾劾されそうになり、窮地に追い込まれたから保身の為に戒厳令を出したというイメージをメディアで植え付けられました。

しかし、実際問題、最大野党の『共に民主党』などの無茶苦茶なやり方、妨害行為、さらには裁判のやりたい放題で無罪化など・・・

北朝鮮への不正送金などもしかり・・・

こっちの方が大きな問題に思えます。

今後の展開に注目ですね。

 

ただ、これだけのことをやって、『不正選挙ありませんでした。』だったら、尹大統領ももうオワリです。

個人的には好きな大統領なので頑張って欲しいです。

 

では、また(^^♪