僕はいつもガソリンスタンドは決まったところに行きます。
街中に住んでいるのでガソリンスタンドはたくさんありますが、
店によっては 6-8円/L 変わることもあるのです。
1回だけならトータル300-400円の差だが、
1年に30-40回行くなら1.0-1.5万円の差が出てくるものです。
僕が愛用しているアプリは gogo.gs
これで地図上から値段を確認できるので非常に役立っています!
今日はガソリンについて少し深く学んでみましょう。
ガソリン
ガソリンはアメリカでは gas / gasoline 、イギリスでは petrol (petroleum) と呼ばれます。
韓国語では휘발유(フィバルリュ 揮発油)とか「油」の意味の기름(キルム)と呼びます。
ご存じの通り揮発性が高く、静電気でも引火します。
セルフガソリンスタンドでは静電気除去を必ず行ないましょう。
有鉛ガソリンってなに?
- 有鉛ガソリン
- 無鉛ガソリン
って聞いたことありますか?
ガソリンにアルキル鉛を加えることでエンジンのノッキングを防止しています。
これを有鉛ガソリンと呼びます。
鉛を加えることでガソリンの「オクタン価」が上がります。
オクタン価が高いとエンジン内で自己着火が起こりにくく、ノッキングも起こりにくくなります。
ところがアルキル鉛を使うと大気汚染の原因となることから廃止されていきました。
日本では30年以上前に完全に廃止されています。
現在日本で走っている車はすべて鉛の含まれていない無鉛ガソリンを使っています。
ハイオク
先ほど述べたようにオクタン価が高いとノッキングが起きにくいです。
オクタン価が高い = high octane → ハイオク
昔は鉛でオクタン価を上げていました(有鉛ハイオク)が、
今は鉛を使わずにエーテル系物質でオクタン価を上げています(無鉛ハイオク)。
高級車はハイオク指定
高級車とか輸入車ってハイオク指定が多いですよね?
高性能エンジンは高出力のために圧縮するのですが、
オクタン価が低い(燃えやすい)とその過程の途中に異常爆発(→ノッキング)を起こし、圧縮が不十分になるため、出力が高まらないからです。
ドイツでは「レギュラーガソリン」の定義が違い、ドイツのレギュラーは日本のハイオクに相当します。だから、欧州輸入車もハイオク指定が多いのですね。
※アメ車はレギュラー指定とかもありますね
レギュラー車にハイオクを入れたら?
わずかな燃費改善はあるかもしれないが、メリットは少ないそうです。
デメリットは特になさそうです。
つまり、高いしやる意味はないですね。
ハイオク指定車にレギュラーを入れたら?
上でも書いたように高性能エンジンなどが十分な出力を得られなくなります。
ノッキングの増加によりエンジンが故障する可能性もあります。
基本的にはやらない方がいいでしょう。